永代供養墓の種類とメリット・デメリット

永代供養墓は大きく分けて4種類!特徴・料金・メリット・デメリットのまとめ

一言で「永代供養墓」といっても、実はいろいろな種類や形態があります。ここでは、遺骨の安置方法別に4種類の永代供養墓の特徴・メリット・デメリットをご紹介します。

【個別安置型】

故人単位・夫婦単位で墓石を建て、遺骨を墓石に安置します。料金は約80万円~200万円。

メリット
・先祖代々の墓(従来のお墓)と外見が似ているので安心できる。
デメリット
・合祀後の墓石を撤去する料金もかかるので、永代供養墓の中では一番費用が高い。

http://showa-daibutu.com/tomb/より引用

【集合安置型・屋内】

ロッカーのように仕切られた空間に遺骨をそれぞれ安置します。納骨堂とも呼ばれます。料金は約20万円~100万円。集合安置型・室内にある納骨堂について

メリット
・遺骨と対面してお参りができる。
・屋内なので、雨の日でも気軽に墓参りができる。
デメリット
・コインロッカーからくるイメージからあまり好まれない方もいる。
・機械の故障中は墓参りができない。
・設備維持の為、年会費(管理費)がかかる場合がある。

http://www.enmanji.com/senzokuyou.htmlより引用

【集合安置型・屋外】

一般のお墓よりひと回り以上大きなモニュメント・墓石の下に空間があり、その中の棚に骨壺で遺骨を安置するタイプです。料金は約10万円~50万円。

メリット
・他の遺骨(骨壺)と一緒に安置されるので寂しくない。
・個別安置型と合祀型の中間で、費用の面からも選ばれやすい。
デメリット
・他の遺骨(骨壺)と同じ空間に安置されるので好まれない方もいる。
・遺骨と対面してお墓参りができない。

【合祀型・合祀墓】

納骨時、すぐに決められた場所に合祀(他の遺骨と共に土に還す)します。料金は3万円~10万円。

メリット
・永代供養墓の中で費用が一番安価である。
デメリット
・すぐに合祀するので、後々遺骨を取り出せない。

合祀型・合祀墓以外の種類も、一定期間又は契約時に同意した期間以降は敷地内の決められた場所に合祀(他の遺骨と共に土に還す)します。

http://tozenji.com/eitaikuyoubaka/より引用

様々な種類・形態ができて、選択肢が増えるのはとてもいいことです。故人様の希望やご遺族の要望など踏まえた上で検討されてはいかがでしょうか。